愛犬が、地面や床、カーペット、ソファーなど何かに身体をこすりつけている姿を見たことはありませんか?時には飼い主さんにも身体をスリスリしてくることがあります。その仕草はとてもかわいく、癒されますよね。では、犬はなぜ身体をこすりつけるのでしょうか?その行動の理由や心理を詳しく解説したいと思います。 犬が身体をこすりつける理由とは? PILAIPHUN/ 多くの方が、犬が何かに身体をこすりつけている姿を見たことがあるのではないでしょうか?
犬 頭 を こすりつけ るには. 地面や床、カーペット、ソファーなどにスリスリ身体をこするだけでなく、飼い主さんにまでスリスリしてきませんか? その仕草はとてもかわいく、癒されます。では、犬はなぜ身体をスリスリとこすりつけるのでしょうか?この仕草をするには、いくつかの理由があります。 一つづつみていきましょう。 野生時代の名残が残っているから 野生時代の犬は、獲物に近づくときその存在がバレないように地面のにおいをつけて、自分のにおいを消しました。 またそれとは逆に、においをまとってその場の環境に馴染み、獲物を探しているほかの動物に気づかれないようにすることもあったようです。 このように目立つことがマイナスとなる自然界の習性が今でも名残として残っているため、散歩の途中などで地面に体をスリスリこすりつけるようです。とくに初めて出かける場所や公園など慣れていない場所で、この本能が働くのをよく見れます。 好きなにおいをつけたいから 犬は自分の好きなにおいを身体につけたいという理由から、飼い主さんや地面などに体をこすりつけます。大好きな飼い主さんのにおいに包まれて過ごしたいという理由でスリスリしてくる愛犬が、愛しくてたまらないことでしょう。 また、地面にスリスリする場合は、犬にとって心地よい香りであるミミズや動物のフンなどのにおいを身体につけたいようです。 自分のにおいを取り戻すため シャンプーをした後、愛犬がカーペットやソファーなどに自分の身体をこすりつけている姿を見たことがありませんか? 飼い主さんとしては、"せっかく洗ったのに・・また汚れてしまう・・"と残念な気持ちになりますが、犬の立場からすると自分のにおいがシャンプーで消えてしまったので、においを取り戻すために一生懸命身体をこすりつけているのです。犬にとって自分のにおいがシャンプーで消されてしまったことは、とても不安になるようです。 シャンプーのにおい以外にも、ブラッシングスプレーのにおい、香水のにおいなど特に自然界に存在しない強いにおいが身体につくことを苦手とします。 満足している 犬は満足しているときにも、身体をスリスリこすりつける仕草をします。特に食事やお散歩の後などに、身体をスリスリしている場合は、とても満足している証拠です。 犬が飼い主さんに身体をこすりつける心理とは?