歯 の 噛み 合わせ 治し 方 割り箸
しかも、こちらが油断してると部屋に勝手に入ってきて、いろいろなものを持って行っちゃうの。ホント、イヤになっちゃう」 話を聞けば聞くほど、様子がおかしいのは義母なのだが、さすがにそんなツッコミを入れる勇気はない。 「それは……困っちゃいますね。……ところで、おとうさんに電話代わってもらってもいいですか」 冷静に考えると、けっこう失礼なことを言っているのだが、義母は気にする様子もなく、「おとうさまともお話ししたいわよね。ウフフ」と義父に代わってくれた。 「女ドロボウね。僕もずいぶん困っていますよ。盗まれたものはまず家内のカーディガン、医者にもらった薬、あと通帳や現金もなくなっています」 「なるほど……」 「ああいう輩は、いったいどういう教育をされているのか、嘆かわしいことです。どうも家内のものばかり狙うのがまた、にくらしいですな」 「あの……おとうさんは、その女の人を見たことがありますか?」 最初に「2階の女性」の話を聞いてから、ずっと疑問に感じていたことを思い切って聞いてみた。すると、義父の答えは「一度もありません」だった。やっぱり! 「ズル賢いタチのようで、人の気配がするとサッと隠れる……と、家内は言ってます。姿を現してくれれば、こちらとしても対応のしようがあるんだが、僕の前には出てこない。そこがどうにも厄介なんですな。だいたい盗難届を出したときに警察が真剣に対応してくれれば、こんなことで悩まずにすんだものを……」 義父は、義母の訴えをそのまま事実として受け止めているらしい様子だった。そして、ひたすら「空き巣騒ぎの際に駆けつけた警察官の対応」への怒りを募らせていた。 「どうも我々を認知症だと決めつけていたフシがある。まったくもってけしからんことです!」 義父の思い出し怒りは止まらず、「2階の女性」についてくわしく質問できる雰囲気ではない。「なるほど」「そうですか」「大変でしたね」を繰り返すうちに気づいた。これってもしかしてチャンスなのでは? 「おとうさん!
虫には引っ越ししてもらいましょう マンションに住んでいて虫に悩まされているという人は、決して少なくはありません。せっかく夢を持って購入したマンションであっても、頻繁に虫が出るようであれば、嫌になってしまいます。しかし、紹介してきたように、虫対策の方法はいろいろあります。これらの方法を実践するだけでも、虫と出会う確率はぐっと下がることでしょう。 せっかく購入したお気に入りのマンションでは、快適に生活したいものです。いま虫問題に悩んでいる人は、これらの方法を実践し、虫が近寄りづらい生活環境を目指しましょう。マンションの住人はあなたであり、虫ではありません。毅然とした態度で防虫対策にのぞみ、虫にはどこかへお引っ越ししてもらいましょう。 (最終更新日:2019. 10. 05) ※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成されています。公開後に制度・内容が変更される場合がありますので、それぞれのホームページなどで最新情報の確認をお願いします。
「窓を変えるにはいくつか方法があるんです。こちらの装置で説明しますね!」と謎のボックスに案内される。 ナニコレ! 「サッシ結露テストボックス」という実験装置。 各面に違うタイプの窓が設置されていて、中を冷却することで結露の出やすさを比較できるようになっているんだって! 窓って実際に暮らしてみないと分からない部分も多そうだから、こうやって実際に違いを比べられるのって嬉しい~♪ 話は戻って、窓のリフォーム方法について。 まずは古い窓枠ごと入れ変えるパターン。 しかし、これだと外壁工事が絡んでくるので、工事の費用も期間もたくさんかかってしまうとのこと。 予想通りかなり大がかり…… もう1つは『カバー工法』という、今ある窓の内側にもう1つ窓を入れてしまう方法。 これだと1、2時間ほどで設置できちゃうらしい! 「窓が単純に2つになるので、断熱性能も高いです。コスパ的にも1番良いですが、デメリットとしては窓を2階開けなきゃいけないってところですかね。」 なるほど~今ある窓の内側に窓枠をもう一つ付けちゃうってことなのか! 瀬川さん、効果はもちろんデメリットも正直に教えてくださるところに安心感を感じます。 新潟で使う窓ガラスは「断熱」より「遮熱」重視?『Low-Eガラス』の効果とは ところでこの模型、ガラスが2枚付いてますね。 「そうですね! 今、基本的に『ペアガラス』と言う二重構造のガラスになっています。」 ちなみに3枚になると『トリプルガラス』。 空気層の幅はペアガラスと一緒なので、かなり分厚くなるみたい。 断熱性能はもちろん防音・防犯性能も高まるらしい! ちなみにこれって何枚までいけるんですか? 枚数が多いほど良いんでしょうか? 「弊社の商品だと3重までなんですが、他社さんだと5枚まであったかな? でも新潟だと3枚でも十分過ぎるくらいだと思います。」 こんな素人質問にも丁寧に答えて下さる瀬川さん。 「樹脂は熱を伝えにくい素材だと説明しましたが、さらに伝えにくいのが "空気" なんですよ。もちろん、ガラス単体にも断熱性はあるんですけど…どちらかというとガラスの間の空気の層が一番、断熱性を発揮しているんです。」 目に見えない "空気" にそんな効果があったとは! 「せっかく来てもらったから、ガラスの種類も…」 と言って何やら持ち出してきてくださる今井さんと山田さん。 これは…? 「『Low-Eガラス』のサンプルです。斜めから見てもらうと、ちょっと色が付いて見えるでしょ?透明・ブロンズ・ブルーの3色あるんです。日に当てると分かるかな?」 本当だー!うっすら色が付いてる。 「どう?どうしたら写真に写るかな!
久しぶりに会った親が「老いてきたなぁ」と感じることはありますか? 『子育てとばして介護かよ』を最初から読む 著者の島影真奈美さんは31歳で結婚し、仕事に邁進する日々を送っていました。33歳で出産する人生設計を立てていたものの、気づけば30代後半!いよいよ決断のとき…と思った矢先、なんと義父母の認知症が立て続けに発覚してしまい…。 話題の書籍『子育てとばして介護かよ』から、仕事は辞めない、同居もしない、今の暮らしを変えずに親の介護を組み込むことに成功した著者の、笑いと涙のエピソード『窓から女性が入ってきて、2階に棲みついている?霊能力に目覚めた義母?! 』をお届けします。 ※本作品は島影真奈美、川著の書籍『子育てとばして介護かよ』から一部抜粋・編集しました ■おとうさんは、その女の人を見たことがありますか? 窓から女性が入ってきて、天袋を通り抜けて2階に上がっていった。そして、そのまま棲みついている。義母はプンプンしながら話していたが、冷静に考えるとかなりホラーな状況だ。夫の実家では何が起きているのか。 わたしは混乱しながらも、少し前にライターの仕事で出向いた取材現場で聞いた話を思い出していた。 認知症には、さまざまな予兆があるという。たとえば、久しぶりに訪れた実家の冷蔵庫に、賞味期限切れの食材があふれていたら黄色信号。部屋がすさまじく散らかっているときもおなじく、認知症のサインの可能性がある。もの忘れがあると、すでに在庫が十分にあっても次々にものを買い、その結果、自宅がものであふれてしまうのだ。ものをしまった場所がわからなくなり、「ドロボウに盗まれた!」と言い張ることも珍しくないと聞いた。 さらに、もの忘れはあまり目立たないけれど、〝見えないものが見える〞という症状が出るタイプもあるという話だった。義母が言っていた「2階にいる、小太りの女性」はまさに、その話に当てはまるのでは……?