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体がすぐに温まり保湿力も十分、さらに溶け残りでお風呂の底がザラつくこともありません。 2位の アース製薬「バスロマン プレミアム 発汗保温浴」 は、あったかさとうるおいがベストをしのぎ、湯冷めしにくさにも優れる一品です。 同率2位の バスクリン「バスクリンマルシェ ラベンダーの香り」 は、湯ざわりがやさしくじわじわ温めるタイプで、天然由来の心地よい香りが魅力。 1~2位の3製品はどれもオススメなのであなたの好みで選んでみてくださいね! (サンロクマル)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。やらせなし、ガチでテストしたおすすめ情報を毎日お届けしています。
:疲労回復目的が過半数 入浴剤の使用目的は、2位に2倍以上の差をつけて疲労回復が1位となりました。体を温めるよりも疲労回復目的が多いのは、意外な結果でした。 購入予算は? :1000円未満が9割以上 よく購入する入浴剤の予算を聞いたところ、1000円未満の入浴剤を選んでいる人が9割以上でした。この結果を受け、今回は1000円以下で買える製品でのテストを行います! よく使う剤型は? :タブレット・粒が人気 入浴剤は粉末やタブレット・粒、液体などさまざまな剤型がありますが、一番人気だったのは、疲労回復効果があるといわれる炭酸ガス系入浴剤で、形状はタブレット・粒(炭酸入浴剤)でした。 これは、炭酸湯のほうが血行がよくなり疲労回復に効果があることが認知されてきたからといえます。 ※LDK公式Twitterにおけるアンケート結果より 入浴剤の最新事情 その2 お店で手軽に購入できる入浴剤は、こちらの2つのタイプが主流です。 タイプ1:炭酸ガス系(タブレット・粒) 炭酸ガス系は、炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウムに、コハク酸やフマル酸、リンゴ酸といった有効成分の組み合わせで成り立っています。 炭酸ガスが皮膚内に入ることで抹消血管を拡張し血行が促進されるため、体を芯から温めたり疲労をやわらげます。 タイプ2:無機塩類系(粉末) 無機塩類系の成分は、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸マグネシウムなどで、湯冷めを防いだり、皮膚を浄化したりといった効果効能があります。 ちなみに、バスソルト・バスミルク・バスオイルと、入浴剤には分類の違いがあります。一般的には、バスソルト・バスミルク・バスオイルがコスメ・雑貨扱いなのに対し、入浴剤は「医薬部外品」という分類になります(ただし例外もあります)。 入浴剤を使うメリットは? 【徹底比較】炭酸入浴剤・入浴料のおすすめ人気ランキング12選 | mybest. 入浴剤は何となく良さそうというのは分かるけど、どう良いのでしょう? お風呂のプロに入浴剤を使った方がいい6つの理由を教えてもらいました。 その1:疲労回復になる 40℃以下のお風呂にゆっくりつかると副交感神経が刺激され、脳疲労の緩和につながりますが、入浴剤を使うと血行が促進され疲労回復効果がUPします。 その2:短時間で体が温まる 無機塩類系入浴剤で皮膚の表面に膜を作ったり、炭酸ガスで血行を促進することにより、さら湯での入浴よりも短時間で保温効果・温浴効果が高まります。 その3:塩素による肌への刺激や乾燥がやわらぐ 入浴剤を入れることにより、浸透圧の関係で皮膚内にお湯が入りづらくなるため、乾燥肌を防ぎます。また、塩素除去成分を含む入浴剤を使うことも有効です。 その4:香りでリラックスする お気に入りの心地よい香りのお風呂につかれば、リラックスしたりストレス解消に役立ちます。香りは疲れているときに気分が「落ち着く」と感じるものを選んで!
【うるおい比較】うるおいトップ評価はこちら! 次は、「保湿力」の比較結果です。お肌が乾燥する季節は、入浴によって肌水分が失われやすいため、入浴剤の保湿力も大切になります。 「うるおい」テスト方法:入浴でどれくらいうるおうかチェック! 適量の入浴剤を溶かした40℃のお湯に5分間入浴。入浴前と湯上がり25分後の肌水分値を測定し、その差を比較しました。 上位3製品はこちらです! トップバリュ「薬用入浴剤 香りでRelax アソートボックス」 ▼テスト結果 25分後の水分増加値:+6. 0 トップバリュ「薬用入浴剤 香りでRelax アソートボックス」 は、入浴中はさらっとしたお湯でうるおう感覚はなかったのですが、湯上がり25分後もうるおい続けました! 25分後の水分増加値:+4. 1 花王「バブ クリアタイプ」 25分後の水分増加値:+4. 0 【溶け残り比較】溶け残りなしトップ評価はこちら! お風呂に足を入れた瞬間、入浴剤の溶け残りでザラッとするのはイヤ……。そこでサッと溶けてすぐに気持ちよく浸かれる入浴剤はどれかテストしました。 「溶け残り」テスト方法:お風呂の底にザラつきが残るか? ビーカーの中にお湯と入浴剤を入れ、粉末は1分・タブレットは3分撹拌し(毎分500回転)、入浴剤の溶け残りを比較しました。 溶け残りテストで文句ない結果だったのは、意外にも固形系タイプでした! カインズ「炭酸ガスの薬用入浴剤 4つの香り」 素早く溶けて溶け残りほぼナシです! カインズ「炭酸ガスの薬用入浴剤 4つの香り」 は、サーッと溶けて不快感ゼロ。最初から気持ちよく浸かることができます! バスクリン「薬用きき湯 ファインヒート スマートモデル」 は、小さい固形だから 溶けやすい! お風呂の底の粉のザラつきが気になることがありません。 疲労回復効果がアップする正しいお風呂の入り方は? 疲労はそもそも睡眠によって回復するもので、入浴はあくまでも睡眠効果をアシストするものです。 以下で紹介する正しい入浴法を実践することで、より眠りを深くし疲労回復効果をUPさせましょう。 STEP1:シャワーを出してミストサウナ状態に 浴室が寒いと緊張感が高まり、リラックスできません。予めシャワーで浴室が温まるよう、ミストサウナ状態にします。 STEP2:プレ入浴をする 浴室に入ったら、かけ湯をしてから約5分プレ入浴し体を温めます。(省略をしてもOKです) STEP3:髪を洗う プレ入浴をして体が温まったところで、髪を洗います。この段階ではまだ体は洗いません。 STEP4:本番入浴をする 入浴剤を溶かし切った40℃以下のお風呂に、10~15分つかり体を温めます。長くつかると乾燥の原因になるので注意しましょう。 STEP5:体を軽く洗う 背中・足の裏・胸周り・脇の下などの汚れやすい部分だけを、石鹸を泡立てやさしく手洗いをします。 STEP6:お風呂から出てボディークリームでケア 再度お風呂に入らず浴室から出ます。入浴剤を入れていたとしても、ボディークリームでの保湿は必ずしましょう。 終わりに 体の冷えや乾燥が気になる季節に最適な入浴剤を探したところ、ベストは バスクリン「薬用きき湯 ファインヒート スマートモデル」 となりました!