歯 の 噛み 合わせ 治し 方 割り箸
ゴー、ガアァ~、ブブ、ブゥゥゥゥゥ~。 「うげ、やばい、つまった」 珍しくお休みの日が合った日曜日。 突然、真夜中に押しかけてきて、人のベッドに潜り込んできた男がソファにうつ伏せて惰眠を貪るのを横目に、あれやこれやと片付けていた。 あたしも今週は仕事が忙しくて家事もロクにしていなかったし、たぶん来週も忙しいしで、天気も良いから掃除に洗濯とやることはいくらでもある。 狭い1ルームの部屋でさすがに掃除機はうるさいかと気にかかったけど、当の道明寺は騒音もものともせずにスヤスヤと気持ち良さそうな顔で眠ったまま。 …よく寝てられるよなぁ。 いつもはキツめの三白眼が目を瞑って隠れていると、とたんに可愛くなって無邪気な寝顔が子供みたい。 掃除機をかける合間につい目をやっては、ニヤけてしまう。 狭い部屋だからあっという間に掃除機をかけるのも終わって、一息つく。 …どうしようかな。 半分寝ぼけた道明寺がもぞもぞと朝ご飯を食べてから、寝っぱなしで半日。 もうお昼もだいぶ過ぎてる。 コトコトとコンロにかけたお鍋から匂う、ポトフのスープが、ん~我ながらいい匂い!
俺たちのひやひやした気持ちとは別に道明寺なりに考えていることがあるようだ。 「お前が、今一番大切なオトコは俺か? よく見ろ。俺たちはもう、あの頃の顔じゃないだろ」 つくしがぎゅっとシーツの端を握ってもう一度司の顔を見上げる。そして下を向くと左右に首を振った。 「違う、違うけど、あたしは道明寺が好きだったの」 「そう、好きだったんだ。でも今は違うんだろ。無理に思いださなくてもいいさ。ただ、俺とお前は確かに付き合っていた。お互いに必要だった。けど最終的にすれ違って別れてしまった、それだけはちゃんと思いだせたか?」 つくしは、こくりと頷いた。 司は「じゃ、俺はこれで帰るからな。ちゃんと今大切なもんを思い出せよ」そういって出て行った。
新たな道へ 8 <18> ---花沢邸--- 花沢類は仕事を終え、どこにも寄らずに自宅へ帰っていた もうつくしが自分の目の前からいなくなってから 今は、将来つくしが見つかったときに、自分が恥ずかしくないよう そして、もしつくしと出会うことが出来、そして自分の気持ちが 受け入れられたとき、両親に反対されないようにするためには、 自分が力をつけるしかない・・・自分の親を納得させるために、 花沢類は一心不乱に仕事をしていた そのことで最近大きなプロジェクトも成功させ、 実力のあるJr.としても業界で有名になりつつあった ----------------------- 花沢遼は自宅の書斎で考え事をしていた・・・ 花沢遼のところには、最近実力のあるJr. として有名になりつつある 花沢類と自分の娘を結婚させようとたくさんの縁談が来た 遼はどこも花沢にとってプラスになる企業ばかりだったので、 もし、類に見合いする気があればと思い、 類に自分の所に来たたくさんの娘さんの写真を見せたが 全く興味をしめさず、写真も見ようとはしなかった しかも類はこう言ったのだ 「俺には心に決めた人がいる・・・その人しかいらない・・ その人が俺の傍にいてくれるならと思ったからこそ みんなに認められようと仕事を一生懸命頑張ってきたんだ 今までも・・・そしてこれからも・・・ だからもう二度と見合いなんて持ってこないで」 類のその言葉に遼は驚いた 「付き合ってる人がいるのか?」 そう遼が聞くと類はふと寂しそうな顔をした 「ううん・・・いないよ。でも絶対彼女を見つけてみせる・・・」 類は遠い目をしながらも、その目は凛とした意思を感じた そして、その表情は遼が見たこともないようなやさしい顔だった 遼は花沢をさらに大きくさせるためには、類に政略結婚させたほうが いいとは思っていたが、子供の頃、類の気持ちを無視し続けた為に 類の心を病院に行く寸前まで壊してしまった その類の子供の頃のことが心に引っかかった そして、あのときの類の意思が遼に政略結婚をすすめるのを ためらわせていた・・・ それにしても、類の思い人とはだれなんだ?
そう思ったが、その子は司君の彼女と聞いた しかし、片思いとはいえ、そのことで類の表情が戻るのならと 思っていた その後、司君は記憶障害になり、彼女は失踪したと聞く・・・ 失踪した後の類はひどいものだったが・・ いつしか仕事をしたいといい、大学と仕事の両立を見事にこなしている そんな類があれほどの思いを抱える相手は・・・彼女なのか?
ああ。付けるには付けた。でも四六時中じゃないし、気付かれてまかれた事もあるようだ。 それに、この俺が捨てる?
何が、あるのかな/この時代でこの場所で何ができるだろう》――だった。 そして、今、さユりは自らが選んだ新たな「入口」に立ち、始まりの歌"ねじこ"で、「手にあるものすべてで踊ろうぜ」と、「手にあるもの以外は何もないぜ」と、「今この向かい風の中で、この出口の前で自由を歌おうぜ」と叫んでみせたのである。 さユりが自ら歩みだした「第二章」――。 この新たな物語の先にはいったい、いかなる景色が広がっているのだろう。 自由を歌うことに決めた「酸欠少女」はこれから、いかなる歌を歌い、世界の片隅に佇む無数の孤独な同士たちとどう共振し、何を教え、いかなる海路へと導いていくのだろう。 あの日、空を見上げることしかできなかった「ミカヅキ」がその歩みを進めていくたびに生み落としていく「肯定」の願い。 自らが進む道をその欠片で照らし、この「酸欠少女」が歩んでいく物語は、きっと消えることのない、新たな希望を描き出していくのだろう。 小栁大輔(ROCKIN'ON JAPAN) View All PDFダウンロード NEW RELEASE ニューリリース 6月3日(水)発売 "酸欠少女"さユり 初の弾き語りアルバム 「め」 全シングル曲含む全て新録の、 ベスト的弾き語りアルバム! この、初の弾き語りアルバム「め」には、デビューシングル「ミカヅキ」、梶浦由記作詞・作曲の「それは小さな光のような」、RADWIMPS・野田洋次郎、楽曲提供&プロデュースによる「フラレガイガール」、代表曲「平行線」、MY FIRST STORYとのコラボシングル「レイメイ 」(ALLさユりVo ver)、最新シングル「航海の唄」など、これまでにリリースした全シングル曲と、「十億年」他アルバム人気曲に、初正式音源化となる"さユりの出発点"といえる楽曲「夜明けの詩」など全15曲を、全て新録の弾き語り音源として収録。 そして、初回生産限定盤DVDには2017年5月19日(金)に新宿駅新南口改札外「Suicaペンギン広場」にて開催された2000人集結の伝説の弾き語りライブの映像(4曲フルで収録)と、 2017年11月に開催のTOKYO DOME CITY HALLワンマンのアンコールで、弾き語りノンマイクで歌った「夜明けの詩」のライブ映像を収録。 《初回生産限定盤》 CD+DVD 価格:¥3, 182+税 BVCL-1060~1061 DISC1【CD】 1.
DLは こちら
<さユり「僕のヒーローアカデミア」コメント>
私にとってヒロアカは、自分の内側にある小さな想いを確かな力に変えてくれる、お守りのような作品です。私もそんな曲を歌いたいと思いながら『航海の唄』を作りました。
進んでいく物語と共に楽しんでもらえるEDテーマであります様に。
●リリース情報
11月27日発売
【初回生産限定盤(CD+DVD)】
品番:BVCL-1020〜21
価格:¥1, 727+税
航海の唄 / さユり Sayuri - YouTube