歯 の 噛み 合わせ 治し 方 割り箸
ミレイユに来て二日目。目が覚めたシグルズは朝食を食べ、ステータスの確認のためにボールスと共に家の裏庭にいた。 「まずお主のステータスを確認する前に、これを渡しておこうかの」 ボールスはそう言うと、一枚の紙をシグルズに手渡した。 「ステータスには自身の能力値と取得しておるスキルや加護が表示されるのじゃが、今お主に渡したものには、この世界の一般的な騎士のステータスが書いてある。それを参考にして確認するとよいじゃろう」 手渡された紙に書いてあった内容は次のようなものだった。 騎士A 26歳 男 レベル30 種族 人族 職業 騎士 体力 450/450 魔力 140/140 筋力 320 敏捷 260 耐性 160 知力 140 器用 120 【スキル】剣術4・体術4・騎乗3・礼儀作法3 【魔法】無属性魔法2・生活魔法2 (ん~?これは強いのか?)
<はい。あります> よっし、ならオッケーだ。 さらに[魔法創造]のスキルはこっちの世界に存在しない。 良いこと尽くめだ。そうだ、うん……ソウナンダ。 このことは忘れよう。 残り2つのスキルについて考えよう。 ううん? あれ? よく考えたら[ステータス自乗]なんてスキル作ったけど、運ってレベルアップで増えるのかな? <増えません> やってしまった。 運だけ13のままになるのか? それはダメだ、絶対に避ける。 自分のステータスを見て運だけ2桁とかだったら泣けてくる。俺は不幸じゃない。 だけど運を増やすだけにスキルを一つ作るのも、もったいないよな。 もういっそのことステータス全部対象にしよう。 [ステータス略奪] ステータスを奪う。 奪うには対象に触れる、もしくは対象を殺すことにより発動できる。 うん、出来た。 出来たんだけど……これだと[スキル・魔法コピー]と[ステータス自乗]が要らなくなってしまった。 もっと深く考えるべきだった…… 反省しよう。 同じことは繰り返さない。 最後の一つはそんなことにはしないぞ! 異世界転生~チートで異世界を楽しめ~ - ステータス. 良いのないかな? 何でも作れるっていわれると逆にあんまり浮かばないな。異世界ものの定番はある程度作ったと思うんだよな。他にも何かあった気はするんだけど思い出せないんだよな。 そういえば、スキルにレベルってないんだな。 <いえ、スキルにレベルはあります> うん、ホントに便利だ。何でも答えてくれる。 でもそうか、スキルにレベルはあるのか。 だったら、スキルの成長速度を倍以上にするとかありかもな? いや、他にもっと良いのありそうだな。やめとこ。 [スキル成長促進] スキルを通常の倍以上の速度で成長させることが出来る。 ……最悪だ。考えた時点で作られるのか……そういえば今までもそんな感じだったな。 俺は完全に力なくうなだれていた。おそらく顔はこの世の終わりのような顔をしているだろう。 またしても深く考えていなかった……最悪だ。 かなりの時間うなだれていただろう。 なぜって? そりゃお腹が空いてきたからだよ。 スキルについて考えるのはやめよう! 十分にチートのはずだ! 俺のスキルは元々これだった。スキルを作ることなんてできなかった。 うん、そうだ。 このスキルしかなかった。 名前 朝野 耀 【異世界人】【勇者】【神(仮)】 [勇者][眷属化] ▼オリジナルスキル [完全鑑定][完璧偽装][スキル・魔法コピー][ステータス自乗] [経験値自乗][メーティス][ステータス略奪][スキル成長促進] ……称号とスキルが増えてるんですが……どうなってるんですか?
あ、俺?俺は神だから問題ない あと、冷静ってなんだ?