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高校野球 和歌山大会 速報

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市和歌山は初回、5番田中の適時打で追加点を挙げた=和歌山市(紀三井寺公園野球場、前川康二撮影) 第103回全国高校野球選手権大会和歌山大会(25日、市和歌山10-0高野山=規定により五回コールド、紀三井寺)準決勝が行われ、市和歌山が高野山にコールドで勝利し、決勝進出。プロ注目のエース・小園健太投手(3年)が5回1安打で完封した。 「この2戦、球が上ずったりしていたので、修正できた」 一回に安打を許すも、以降は走者すら許さなかった。五回に、3者連続三振を奪うなど計8奪三振。打線も松川虎生捕手(3年)が高校通算43本目となる2ランを含む2安打4打点と牽引し、10得点と4試合連続のコールド勝ちを決めた。 「泣いても笑っても最後。気持ちで抑えたい」と小園。27日の決勝の相手は智弁和歌山。春夏連続の甲子園出場まであと1勝だ。

第103回全国高校野球選手権大会の出場を懸けた地方大会は15日、各地で行われ、和歌山大会では好投手の小園を擁し、今春の選抜大会に出場した市和歌山が県和歌山を11―1の六回コールドゲームで下し、初戦の2回戦を突破した。 愛媛大会では、選抜大会出場の聖カタリナ学園が初戦の2回戦に大勝。柴田(宮城)や、聖光学院(福島)専大松戸(千葉)も勝ち上がった。