キンギョソウは花の形がまるで金魚のように見えることから、キンギョソウ(金魚草と名付けられました。大変花付きが良く、開花期はとても華やかに彩ります。こちらでは金魚草の育て方と栽培のポイントについてをご紹介していきます。 キンギョソウ(金魚草)とは?
金魚草の育て方 種まき
大切な方に花を贈るなら、その花の花言葉を知っておきたいものではないでしょうか。そこでこの記事では「キンギョソウの花言葉」についてご紹介します。キンギョソウ全般の花言葉はもちろんのこと、キンギョソウのプレゼントが喜ばれるおすすめシーンや価格相場等も併せて解説します。フラワーギフトをお探しの方はぜひご覧ください。
キンギョソウの特徴
そもそもキンギョソウは、どのような特徴を持っているお花なのでしょうか?
金魚草の育て方 切り戻し
Nualanong/
花茎を長く立ち上げて次々と咲き進み、ゴージャスな雰囲気をもつキンギョソウ。この記事では、その魅力から特性、品種、詳しい育て方まで、幅広くご紹介してきました。種まきからでも育てやすいので、育苗後にガーデンへ多数の株を植え付けて、春にはより一層の華やぎをもたらしてはいかがでしょうか? Credit
文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
金魚草の育て方
キンギョソウ(金魚草)の育て方 カインズ花図鑑 - YouTube
金魚草の育て方 プランター
基本情報
科名属名:オオバコ科キンギョソウ属(アンティリナム属)
原産地:ヨーロッパ南西部、地中海沿岸
分類:多年(宿根)草, 耐寒性, 草本
栽培のスタート:タネから
日照条件:日なた
生育適温:15~20℃
水やり:土が乾き始めたらたっぷり水やり
特徴:高温多湿の蒸れに弱いため、秋まき1年草として扱う。寒冷地では春まき。苗も流通する。
樹高:草丈(20~120㎝)
種まき期:4~5月、9~10月
植えつけ期:苗(3~5月、9~11月)
開花期 4~6月
難易度
難易度: マークが多いほど難易度が上がります。
学名 Antirrhinum majus L.
和名/別名 キンギョソウ(金魚草)
英名 Snapdragon
原産地/生産地 地中海沿岸
分類 ゴマノハグサ科キンギョソウ属
発芽地温 20℃前後
栽培暦
※上記の区分は目安です。実際の栽培地の条件により異なる場合があります。
キンギョソウとは
バラエティーに富んだ品種群を持つ1年草で、その金魚のような愛らしい花型で、多くの人に愛されています。 四季咲き性の品種も増え、用途に合わせさまざまなシーンで活躍します。
発芽適温は15~20℃、非常に微細な好光性種子なので、ピートバンかジフィーセブンにまいて、覆土はせずに受皿に水を入れ、底から吸わせるようにします。雨、風に当てないよう、フレームか室内の窓辺に置いて発芽させます。 発芽したら受皿の水は捨て、よく日に当てて乾かしぎみに管理すると、根張りのよい、しっかりした小苗に育ちます。
タネはばらまきし、覆土はせず、水は底から吸わせる
苗が密に生えると徒長しやすいので、何回かに分けて間引くようにし、本葉2~4枚になったら移植します。根がもろく、傷みやすいので、丁寧に根をほぐし、6~7. 5cmのポットに1本ずつ仮植して育苗します。 仮植後2週間ほど経過したら、週に1度液肥を与え、しっかりした苗に育てましょう。
本葉が2~4枚ほど出たらポットに1本ずつ植える
密に生えたところは間引き、苗を徒長させないようにする。
日当たり、水はけのよい場所が適地です。酸性土を嫌うため、苗を植える1週間前までに苦土石灰をすき込み、酸度矯正をしておくことが大切です。有機質に富む肥沃な土を好むので、堆肥や腐葉土などの有機物、元肥の化成肥料をまき、よく耕して土ごしらえをしておきます。 秋にまいた苗は、寒くなるまでに定植します。株が大きくなる一季咲き性品種は、株間20~25cm、四季咲き性品種は15~20cm間隔に植えます。ポットに根がまわったら速やかに植え替えます。なお、比較的寒さに強い草花ですが、真冬は霜除けをしたほうが安全です。
幼苗時に苗立枯れ病が出やすいので、タネまきや育苗の土は新しい清潔なものを使うことが大切です。 害虫はアブラムシがつきやすいので、よく観察し、発生初期のうちに殺虫剤をかけて駆除します。
キンギョソウ