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統計解析で使うデータは大きく質的データと量的データにわかれます。 これ、必ず統計のテキストの最初のほうに出てきますよね。 統計のテキストで何が嫌って、統計を始める前に知っておくべき用語やこういうデータの名前とか、そういうところではないでしょうか。 でもこれら、なぜテキストの何ページも使って書かれているかというと、これらがわかっていないと、解析手法が適切に選べない・正しい解釈ができない・データの処理の仕方がわからない…そんな事態が起こるからなのです。 特に、解析ソフトSPSSをお使いの方は要注意。※ほかのソフトのことは知りません SPSSさんは、間違った変数の定義づけや設定をしても、なんかうまいこと解析してくれちゃうことが多いです。 なんか解析できた、p値が0. 05未満だからOK! そんな安易な使い方をされている方、実はかなーり多いのではと思っております。 でもそれはいかんので、眠くならないスライド2枚で、データの種類・尺度の名前をおさえてください。 質的データは、名前、種類、分類などにただただ番号をつけて区別したデータ のこと。 性別・血液型、順位・学年・満足度得点などがあげられますが、このうち 性別・血液型のように、 他のものと区別・分類するためのものを名義尺度 、 順位・学年・満足度得点のように、 1,2,3…の順序に意味はあるが、その数字の間隔には意味がないものを順序尺度 と呼びます。 そして、 量的データは、計測機器などで測定できる数値で、意味のある単位がつくデータ のこと。 年齢・点数・時刻、身長・体重・速度などがあげられ、このうち 年齢・点数・時刻のように 数値の目盛が等間隔になっているものを間隔尺度 、 身長・体重・速度のように、 原点(例えば"0")があり、間隔や比率に意味があるものを比例尺度 と呼びます。
2017年1月の世界経済フォーラムを契機に、SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)は世界のビジネスリーダーたちにビジネスチャンスとして捉えられるようになってきた。日本においても、同年11月に経団連が企業行動憲章をSDGs達成の柱として改訂して以降、その認知度が高まっている。 デロイトトーマツは、SDGsビジネス(SDGsの17の目標に資する製品・サービス等)の各目標の市場規模は70兆から800兆円程度と試算している。企業サイドからはSDGsは大きなビジネスチャンスをもたらす市場であり、SDGsビジネスは企業が生き延びるための戦略と捉えられるようになってきている。 今、観光業界は新型コロナ感染症のまん延により未曽有の危機にある。特に国際観光は壊滅的であり、2020年の国際観光客到着数は対前年10億人(74%)減少し、観光からの輸出収入は1. 3兆ドルの損失を被っている。 この未曽有の危機下にある観光ビジネスの分野においても、SDGsビジネスは企業が生き残る戦略となりうる。ブッキング・ドット・コムは、これからの旅行においてはサステナブルな意識が高まると予測している。世界中の旅行者の53%が将来はよりサステナブルに旅行したいと表明し、69%の回答者が旅行業界に対して、よりサステナブルな旅行オプションを提供するよう求めている。こうした新たなニーズに応えていくことが、ウィズコロナ・アフターコロナ下での商機につながっていく。 国連世界観光機関(UNWTO)は、国際観光がコロナ前の水準に戻るにはあと2、3年はかかると予測している。この間、企業が生き残っていくためには、感染予防対策を徹底しながら量の回復に努める一方、SDGsが目指す未来に向けた量から質への転換も進めていく必要がある。量か質かの議論ではなく、SDGsを基軸にしながら、両者を同時に達成することがこれからの観光に求められている。 (一般社団法人日本宿泊産業マネジメント技能協会会員 琉球大学教授 平野典男)