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光線治療が必要な基準値は? 光線療法とは、新生児黄疸に対する治療法です。 赤ちゃんに目隠しして体の外から重点的に光を当てます。光に当たると血液中のビリルビンが変化して肝臓から排泄されやすくなるという仕組みです。 光線療法はどんな赤ちゃんにでも行うべき治療ではありません。ビリルビンの基準値があります。 生まれてから 24時間 で:非抱合型ビリルビンが 12mg/dl を超えるとき 生まれてから 25-48時間 で:非抱合型ビリルビンが 15 mg/dl を超えるとき 生まれてから 49-72時間 で:非抱合型ビリルビンが 18mg/dl を超えるとき 生まれてから 72時間 以上で:非抱合型ビリルビンが 20mg/dl を超えるとき 基準値は絶対ではありません。基準値に当てはまらなくても光線療法をすることはあります。 非抱合型ビリルビンとは? 非抱合型ビリルビンとはビリルビンの一部です。非抱合型ビリルビンは体の中で変化して抱合型ビリルビンになります。非抱合型ビリルビンのままだと排泄されにくいのですが、抱合型ビリルビンになることで排泄されやすくなります。 非抱合型ビリルビンを間接ビリルビン、抱合型ビリルビンを直接ビリルビンとも言います。 血液検査の「総ビリルビン」というのは、非抱合型ビリルビンと抱合型ビリルビンを足したものです。総ビリルビンが15mg/dlぐらいでも、非抱合型ビリルビンは上の基準値より低いかもしれません。「ビリルビン」の数値が気になるときは、目の前の数字が総ビリルビンなのか、非抱合型(間接)ビリルビンなのか、抱合型(直接)ビリルビンなのかに気を付けてください。 抱合ビリルビンの値が高くても、光線療法を行う基準には当たりません。 光線療法の目的は? 非抱合型ビリルビンが非常に高い状態が続くと、脳に影響が出ることがあります。 核黄疸 (かくおうだん)と言います。光線療法は非抱合型ビリルビンを減らして 核黄疸 を防ぐのが目的です。 次に当てはまる場合は比較的 核黄疸 になりやすいとされます。 新生児仮死があった 新生児呼吸窮迫症候群 (RDS)があった 低体温 低蛋白血症 低血糖 敗血症 頭蓋内出血 低体重出生児 現代の日本では、光線療法などが進歩した結果、 核黄疸 になる赤ちゃんは非常に少なくなっています。光線療法で非抱合型ビリルビンがコントロールされていれば、「危ないのではないか」と思う必要はありません。 9.
光線治療の光から児の眼を保護。面ファスナーで簡単に固定できます。