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地政学 学ぶには

本誌3月3日号の特集 は、緊張する世界情勢を反映して「地政学」だった。筆者の「知らない」ことにも多くの紙幅を割いてもらい、たいへん勉強になっている。それでも、まだ食い足りない感覚は残ったのは、やや望蜀(ぼうしょく)であろうか。 地政学はイギリスで生まれ、ドイツで育ち、アメリカで発展した学問らしい。ということは、やはり欧米製、とても欧米的な概念である。もっとも、あらゆる学問がそうなので、別に地政学に限るわけではない。だからわが歴史学や経済学と同じく、欧米のことをあつかえば、とてもしっくりいく。けれども、わがアジアのことがらについて論じるには、いささか注意しなくてはならない。 『地政学入門』が示すもの 筆者の身辺で「地政学」といえば、ずいぶん古くなってしまったものの、まず曾村保信先生の『地政学入門』(中公新書)が思い浮かぶ。息の長いロングセラーで、筆者もよく読んだし、学生にもすすめてきた。歴史学は史料に即した学問であるだけに、あまり現場の史料ばかりに深入りすると、大所高所からの視点が弱くなって視野狭窄に陥りかねないからである。とくに欧米的な政治・外交の思考とその理論化の趣を知るには欠かせない。 この号の目次ページを見る

モーリーと賢者に学ぶ国際情勢入門。教養を磨く方法と地政学の羅針盤となる各国・地域の情勢、キーワードがわかるニューズウィーク日本版7/6号『教養としての国際情勢入門』は6/28(火)発売です。:時事ドットコム

[画像:] 【SPECIAL REPORT】 現代を生きる上でなぜ国際情勢は必須の知識なのか 奇才 モーリー・ロバートソン ら各分野の識者に学ぶ 総論 国際ニュースの荒波にのまれないために ■ 基礎知識 覚えておきたいキーワード7 各論 地政学の羅針盤 ■ 中国| 習近平 の中国は今、何を狙っているのか ■ ロシア| プーチン 政権のアキレス腱は反体制派でない ■イラ|中東の大国がアメリカを翻弄する理由 ■ アメリカ|バイデン、勝負の1年半が始まる ■ イギリス|EUを出て、どこへ向かう? ■ EU|欧州の戦略のカギは大陸国家ドイツが握る ■ イスラエル/パレスチナ|終わりなき闘争の構造を読む ■ オーストラリア|南の資源大国はなぜ中国に歯向かうのか ■ インド|日和見インドが米中の狭間で取る道とは ■ ミャンマー|「誤算」クーデターのこれまでとこれから ■ ASEAN|東南アジアに迫る2つの重大試練 ■ 朝鮮半島| 文在寅 と 金正恩 に関係修復の季節が始まる?

第1回目今なぜ地政学なのか? | Rmca-リスクマネジメント読み物・コラム

著者について 1972年横浜市生まれ。地政学・戦略学者。戦略学Ph. D. (Strategic Studies)。 国際地政学研究所上席研究員。戦略研究学会編集委員。日本クラウゼヴィッツ学会理事。 カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学(BA)卒業後、英国レディング大学院で、戦略学の第一人者コリン・グレイ博士(レーガン政権の核戦略アドバイザー)に師事。 地政学者の旗手として期待されており、ブログ「地政学を英国で学んだ」は、国内外を問わず多くの専門家からも注目され、最新の国家戦略論を紹介している。 現在、防衛省の幹部候補生にも地政学を教えている。また、国際関係論、戦略学などの翻訳を中心に、セミナーなどで若者に国際政治を教えている。 Enter your mobile number or email address below and we'll send you a link to download the free Kindle Reading App. Then you can start reading Kindle books on your smartphone, tablet, or computer - no Kindle device required. To get the free app, enter your mobile phone number. Customers who viewed this item also viewed Customer reviews Review this product Share your thoughts with other customers Top reviews from Japan There was a problem filtering reviews right now. Please try again later.

歴史本を読むときも、少しでもその時代の地政学的状態を頭に思い描くことができれば、よりエキサイティングな読書体験ができること間違いなしです。また地政学を知ることで、普段触れる国際社会のニュースも深く読み解くことができそうです。 歴史を楽しむ"スパイス"として、地政学に触れてみてはいかがでしょうか?