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■八千代松陰vs専大松戸 八千代松陰はチーム打率. 416を記録した強力打線が持ち味。上位下位と切れ目がなく、強力な専大松戸投手陣相手にも大量点を上げる可能性を残している。投手起用について兼屋監督は総動員で臨むと語っており、八千代松陰からすれば早めに点をとってリードをしたい。 専大松戸は5回戦は1点、準々決勝は2点と打線が湿りがちなのが気掛かり。深沢 鳳介、岡本陸の二枚看板の安定感は素晴らしいものがあるだけに、攻撃の戦術を見直し、投手陣を援護していきたい。 【トーナメント表】千葉大会の勝ち上がり 3点~5点勝負になりそうだ。 ■木更津総合vs中央学院 木更津総合は速球派右腕・島田 舜也が復活し、投手陣が持ち直した感がある。右サイドの神子 史温など安定感の高い投手が控える。打線も下級生から経験豊富な核弾頭・秋元 俊太、山中 海斗と好打者が多く、つなぎの打撃や小技を使って主導権を握る。夏に強い木更津総合らしい盤石な戦いを見せている。 中央学院は打線を強化し、ベスト4に勝ち上がった学校の中でトップとなるチーム打率. 459、6本塁打をマーク。守備力、走塁技術も高く、総合力の高さはベスト4の中でもずば抜けている。ただ気掛かりなのが細谷 怜央の状態。準々決勝でもブルペンに入る姿は見られたが、登板はなかった。ここまで2年生右腕の糠谷 翔大の奮闘は続いているが、木更津総合打線と対するとなると細谷の復活が不可欠となる。果たして期待通りのポテンシャルを発揮できるのか。 総合力が高いチーム同士の対決。5、6点勝負と見ており、終盤まで手に汗握る試合が期待できそうだ。 【関連記事】 【大会日程】千葉大会の試合スケジュール 【レポート】中央学院、2本塁打6得点&2年生右腕の完封勝利で4強入り 過去最多タイ5人指名の可能性も?今年の戦国千葉を沸かせる5人の逸材たち 【レポート】名将のアドバイスで復活 深沢鳳介が5回9奪三振無失点の快投 【レポート】習志野主将「束になって」と圧勝、日体大柏は立ち上がり響く
第70回秋季関東地区高校野球大会は26日、神奈川県のサーティーフォー保土ケ谷球場などで準々決勝を行い、本県2位の中央学院が霞ケ浦(茨城2位)を5―1で破り初の4強進出を果たした。来春の全国選抜大会出場が濃厚となった。 中央学院は一回に大谷の適時打で先制すると、相手失策にも乗じ小刻みに加点。大谷は14三振を奪う快投も見せ、1失点で完投した。