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と言われました。難しければ目標を少し下げればいいし、最初から下げる必要はないんじゃないかと。だから、スタッフにはなったけれどKPIについては変わっていません。 西口: なんと! 管理部門とか内勤の選択というのはなかったですか? 金澤: マネージャーかコンサルかの二択だけでした。 春野: 本人が内勤を希望しないことはそもそもわかっていたんですよ。 西口: じゃ、迷いがある社員だったら違っていた? 腫瘍内科医が教える、がんになったらやるべきこと・やってはいけないこと|株式会社扶桑社のプレスリリース. 春野: 別の提案をしていたかもしれませんね。 西口: 金澤さんはこれまでに3回休職しています。いずれのときも、彼がやめるという発想はなかったですか? 春野: 毎回、復帰を前提としていました。語弊を恐れずに言うと、がん患者に対するマネジメントは特にしていないんですよ。他のメンバーにも特別な配慮をさせていません。 西口: 大事なのは、本人が自分の役割をまっとうしたいという姿勢があるかどうか。あるのであれば、戻ってくるという前提で「この人に仕事を任せよう」という対応をしているわけですね。 春野: 弊社にはワーキングマザーもたくさん働いていますし、そのなかでハイパフォーマンスを出している人もいます。対応としてはそれに近い。ワーキングマザーも、妊娠の告知から入院、出産、体調の変化がある程度事前にわかっているので、復帰を前提に対応ができます。ただし、本人は「大丈夫」と言いがちなので、週に一度のチームミーティングの場で同僚からコンディションについては確認しています。金澤と仲がよいメンバーから「最近、彼は顔色が悪い」と聞けば、仕事をセーブさせていました。 西口: よく見ている回りの声を基準にすることは大事ですね。 ■チャレンジさせてくれたので、言い訳をせずに仕事を進めていくことができた 西口: さて、金澤さんの仕事とがん治療とはうまく両立していますか? 春野: 金澤は昨年、全社で表彰される業績をあげたんですよ。彼がやっていること、私がやってきたことが結果につながったということなので、本当にうれしかったですね。 春野直之さん 西口: 金澤さんが仕事に復帰するにあたって、何か困ったことはなかったですか? 春野: まったくありません。むしろ、彼が病気であることを社内風土づくりに活用させてもらいました。彼が戻ってきたときに最高の状態にしよう、顧客からクレームがたくさん来たり、業績が悪い組織に戻ってくることになるとかわいそうじゃないか、業績が良い方が彼も戻りやすいからそのためにできることを考えようと号令をかけていました(笑)。 金澤: 表彰されるような状況に持っていけたのは、甘やかさずにがんサバイバーとしての就労のスタンスを作ってもらったからです。チャレンジさせてくれたので、言い訳をせずに仕事を進めていくことができました。私は、がんが二度転移し、二度復帰しましたが、どちらのときも春野さんからは「『生きざま』を見せてくれ」という言葉をかけてもらったんですよ。 西口: 生きざま…。なんて厳しい言葉だろうととっさに思いましたが、春野さんが金澤さんのことをよく理解しているからこその言葉ですよね。金澤さんには、自分のことをわかってもらえているという安心感があったんだと思います。 金澤: 本当にそうです。 西口: がんにかかり、仕事に復帰するという経験を通して、金澤さんの仕事に対する意識に何か変化はありましたか?
初回治療後もがんが残ったとき、転移・再発したとき 現在の病状や今後の見直しを聞きましょう。 今できる治療法とその目的を理解しましょう。 これからのことについて主治医やご家族と話し合いましょう。 県内の医療体制
がんになったときのことを考えると、 経済的な不安が大きい と答える人が4割を超えるそうです[*2]。がん治療は体への負担もあり、その影響で仕事を休まざるを得ず収入が減るケースも少なくありません。また、治療費とあいまって経済的な負担が大きくなることがあります。 乳がん経験者でもあり、ファイナンシャル・プランナー(FP)として多くのがん患者の相談にのっているタケイ啓子(けいこ)さんに、がんになったときの収入をどのように考えておくべきかをお聞きしました。 [*1]東京都福祉保健局「がん患者の就労等に関する実態調査」報告書(平成26年5月)より。 [*2]内閣府・平成28年度「がん対策に関する世論調査」の「こわいと思う」「どちらかといえばこわいと思う」と回答した人へその理由を尋ねた結果、(複数回答)「がんの治療費が高額になる場合があるから」と答えた人が46.
信頼できるがん情報の入手方法は? ステージⅣと末期がんは同じ意味? 抗がん剤の治療による副作用とは?……etc. がんと告知をされたらまず知ってもらいたい91問をまとめた『腫瘍内科医が教えるがんになったらすべき対策大全』が5月7日に発売されました。 年間100万人の方が診断され、2人に1人が一生のうちに何らかのがんにかかるという「がん」。いざ自分が、親しい家族や周りの友人ががんと診断されたときの不安は計り知れないものです。 帝京大学医学部附属病院 腫瘍内科でがん医療の最前線に立つ渡邊清高先生が、がん治療・事情に関する疑問に分かりやすく答えてくれました。患者さんだけでなく、家族の方も必読。 Q がんと診断された後、まずやるべきことは何ですか?