ます寿し ますずし
地域: 富山県
基本情報
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富山の名物として人気のあるます寿し。しかし、富山ます寿し協同組合に加盟する店だけで13軒もあって(県内では30軒以上あるといわれる)、それぞれの店が秘伝の作り方で自慢の味を競い合っていることは意外と知られていない。 江戸時代、富山藩士の吉村新八なるものが富山藩主および八代将軍吉宗に鮎寿しを献上して称賛を受け、それ以降献上品となった。これが後にマスを使った早ずしに変わっていったものと考えられている。そのような歴史から、ます寿しは今でも進物として使われることが多い。 ます寿しの鱒はサクラマスを使う。本来は 神通川 で獲れたものを使っていたが、漁獲量は年々減少し、明治の最盛期160tあった年間漁獲量は平成18(2006)年、わずか0. 5tにまで落ち込んでしまった。幻と化した県内産のサクラマスから、近年では北洋産に変わった。サクラマスはその名のとおり、桜が咲き始める頃に川を遡上してくるため、春を象徴する魚として富山県民に親しまれてきた経緯があり、桜の花を思わすサクラマスのピンクの身には待ちわびた春を想像させ、喜びをもたらすものであろう。ます寿しはかつて、そんな春を代表する季節限定の味覚だった。 ますのすし本舗 源の「ますのすしミュージアム」では、1週間前までに要予約で「ますのすし手作り体験」を行っており、旅の思い出作りに一役買っている。
ます寿しが旬の時期
通年。
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- ますずし・マスズシ・ます寿司・マス寿司・鱒寿司・ますのすし・鱒の寿司 / 郷土寿司プロジェクト / 酢飯屋 - 文京区水道、江戸川橋にある寿司、カフェ、ギャラリーの複合店
ますずし・マスズシ・ます寿司・マス寿司・鱒寿司・ますのすし・鱒の寿司 / 郷土寿司プロジェクト / 酢飯屋 - 文京区水道、江戸川橋にある寿司、カフェ、ギャラリーの複合店
輪ゴムを外すのではなく、
上下左右で挟み込んである竹の棒を
横にスライドさせてとるんです。
取り外したらこんな感じになるように。
これ、
地元の方は皆知っていますが
知らない方も多いと思いますので
駅弁などで手に入れた際には
是非注意して、この方法で外してくださいね。
反対側も同じです。
そして、やっとマス寿司が顔を出します。
パカっ。
笹ーーーーー。
ここでも焦らず、もう一工程。
二重に重なるこの曲げ物の上部分(通称:かつら)を
外してください。
ビニールを剥がして、
笹を一枚一枚開けていきます。
あれ?? 笹を開けると、オレンジ色のマスが出る場合と
真っ白な酢飯が出る場合があります。
ます寿司王子、いったいこれはどういうことなのでしょうか?? 実はマス寿司発祥のお店は
関野屋さんと高田屋さんの2軒。
ここのお弟子さん達が暖簾分けされて独立していき
現在に至る様々なマス寿司屋さんに名前を変えて枝分かれしていったそうで、
マスを上にして作るマス寿司(通称:表おき)は高田屋さんルーツ。
魚の脂が酢飯に降りてきて寿司としての一体感を味わえるのが特徴です。
酢飯を上にして作るマス寿司(通称:裏おき)は関野屋さんルーツ。
酢飯にマスの脂を滲ませないことでさっぱりといただけるのが特徴です。
ちなみに、今回の食べ比べの中で
大辻さんのますの寿し『幻』、以外は
全て関野屋派か高田屋派でした。
切る工程の前に、
裏おきのものは一度曲げ物から取り出し
ひっくり返して、マスが上になるように置き直します。
酢飯側からだと切りにくいからでしょう。
食べ比べ会ですので、
このショットはマスト! マス寿司の切り方。
付属のナイフで切るのですが
笹ごと切るのは昔の切り方。
笹ごと切ることで、
どこでも手で持って手を汚さず食べるための知恵。
ナイフのサイズや形も各店さまざま。
笹を開いたらマス側からナイフを入れて切り分けていきます。
王道は半分の半分の半分。
8等分です。
切った鱒寿司を今一度ならべて撮影。
これはあまり意味なかったですね^^:。。。
ここからは各店の見た目の特徴や味の違いを各々評価。
マスの酸味はどうか? マスの肉厚さはどうか? 酢飯のかたさはどうか? 酢飯の酸味はどうか? マス寿司の食べ比べ比較用紙は
マス寿司企画の定番です。
ここに僕の個人的な感想は控えさせていただきますが、
・マス酸味が優しいのもの
・マスの脂を強く感じるもの
・バッテラ昆布とおぼろ昆布で挟んで富山感と個性を出しているもの
・塩気が強めのもの
・上下をマスで挟み込むように巻き込んでいるもの
・敢えて生に近い状態のマスのもの
・酢飯にたっぷり脂がしみたもの。
・鮭のおにぎりっぽいもの。
・パサつきを感じるもの
・笹の香りが強く残るもの。
などなど
食べ比べって本当に面白いです。
会場だった『 日本橋とやま館 』さんでは
いつも面白い企画が目白押しです。
是非ホームページもチェックしてみてください。
マス寿司の販売はもちろん、
富山県の特産品、工芸品も揃っています。
『富山のます寿司靴下』!!
富山県
駅弁などでおなじみ、
マスが色鮮やかな押し寿司
円形の器に笹を敷き詰め、その上に塩漬け後に味付けしたマスの切り身と酢飯を詰め、笹で包みこみ重しをして作られる押し寿司。享保二年(1717年)、良質の越中米と神通川のアユで作ったのがはじまりとされ、時の加賀藩主が八代将軍吉宗に献上した折、そのおいしさが食通であった吉宗を唸らせたといわれている。その後マスを使って作られるようになり、越中名物として広まった。現在でも富山市の松川沿いでたくさんの専門店が並んでおり、全国的に駅弁やお土産としても重宝されている。
資料提供: ぐるたび
和歌山県
代々伝わる、田植え休みなどのごちそう
かきまぶり
長崎県
ふたつをセットで食べるのが長崎流
茶碗蒸し・蒸し寿司
千葉県
見てきれい、食べておいしいお米の芸術品
花椿
目を見張るほど大きな口を開けて食べる?郷土寿司
めはりずし
京都府
あっさりと上品で、味わい深い「お漬物」
京漬物
北海道
大根と塩鮭を酢でしめてはさんだ、北海道の漁師町で愛される味
はさみ漬
漁業のまち伊根の伝統の保存食。旨みとほどよい辛味でご飯に合う
伊根のサバのへしこ
大阪府
箱細工職人と寿司職人が織り成す、もてなし料理
箱寿司(大阪寿司)