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「見させていただく」は正しい日本語? 以前から気になっている日本語の1つに「見させていただく」という表現があります。 例えば「どうも、XX監督。話題の新作を先日見させていただきました。」といった使い方が主ですが、このような場合「見せていただきました」ではないのですか? あるいは「見せていただきました」ではいけないのでしょうか? 「さ」の1文字が入ることでどうも使役のイメージが強くなる気がするのですが。。。 例えば「子供にディズニ―のDVDを"見させて"英語に慣れさせる…」のような使い方は全く問題無いと思いますが、最近↑上記のような使い方をテレビ・ラジオ等でよく耳にするので気になっています。 この「見させていただく」って完全に正しい、ベストな日本語ですか?
「見させていただく」は誤用?
目次 「拝見させていただく」は二重敬語なのか? 「見させていただく」も二重敬語で間違い! 「拝見させていただく」は結局使っていい敬語なの? 間違いやすい言葉づかい「資料を拝見させていただきます」|「マイナビウーマン」. 「拝見させていただく」ではない、正しい敬語表現 「拝見する」を伝えられる丁寧な例文 「拝見させていただく」と「拝見いたします」の違い 目上の人が見ることを自分が丁寧に言う場合は? 「拝見させていただく」は、「拝見します」に! 「拝見させていただく」とは、二重敬語になってしまっているビジネスでよく使われる表現です 。 謙譲語が二重に含まれる「二重敬語」になっていることに気づかず、「見る」を丁寧に述べているつもりで、上司などとの会話はメールなどでの文章で、「拝見させていただく」というふうな使い方がされます 。 この「拝見させていただく」を分解してみると、「見る」ことをへりくだって表現する謙譲語の「拝見」と、自分が「する・行う」行動を相手もしくは第三者からの許可を得た、またはそのことにより恩恵を受けていると感じる際にへりくだって表現する「〇〇させていただく」の二つの謙譲表現が含まれています。 そのため、ビジネスで用いる「見る」の正しい敬語は、「拝見させていただく」ではなく、拝見するになります。 類語「見させていただく」も二重敬語で間違い! 「拝見させていただく」に似たような表現として「見させていただく」ならビジネスシーンで問題なく使える正しい敬語だろうと考える方もおられるかもしれません。 しかし、このフレーズには「拝見させていただく」とは別の文法的な問題があります。 「さ入れ言葉」といって、「せる」と表現すべきところを「させる」と表現してしまう文法上のミスが生じてしまっているのです 。 この場合は、「見せていただく」という言葉に直して使うとより正しい日本語になります。ビジネスで正しい敬語の使い方をしたいなら、「さ」を取って「見せていただく」にしましょう。 広く使われている表現の一つ「拝見させていただく」は、もはや一般的に市民権を得たかのように使われているのも事実で、ビジネスの会話でもよく耳にするものです。 やはり、上司や大事な取引先の方とのビジネス会話では正しい日本語を使うということに重きを置いた方が良いかもしれません。 正しい日本語を使って表現できるならば、聴く相手からのわたしたちへの印象において、少なくとも見下げられることはないでしょう 。 「拝見させていただく」が二重敬語であることに気がついた今、あえて相手にくどい印象を与えたり場合によっては不快な嫌味のように受け取られる表現をビジネスシーンで使いつづける理由はどこにもないはずです。 「拝見させていただく」ではない、正しい敬語表現とは?