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弘法 の 筆 の 誤り

次に「弘法にも筆の誤り」の語源を確認しておきましょう。 「弘法」とは、嵯峨天皇(さがてんのう)、橘逸勢(たちばなのはやなり)とともに、 平安時代の三筆の1人になっている空海(空海) を指します。弘法大師と言われることもありますね。空海は、平安時代の僧であり、真言宗の開祖になります。835年に亡くなり、921年に後醍醐天皇から「弘法大師」の諡号(しごう)が贈られたのです。 そんな書の名人である弘法でしたが、天皇の命令によって応天門の額を書いた際、「応」の「心」における一番上の点を1つ書き落しました。 そんな様子から、 弘法のような名人であっても、書き損じる事があるという慰めの 言葉として使われるようになったのです。 また、弘法は書き損じた際、筆を投げつけることで、点を書いて見せました。そのため、 「弘法のような名人は、ミスの直し方も素晴らしい」という称賛の意味も含まれている のです。 次のページを読む
  1. 弘法筆を選ばず - ウィクショナリー日本語版

弘法筆を選ばず - ウィクショナリー日本語版

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な 「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」 それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。 あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。 そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、 弘法にも筆の誤り この言葉の意味をご存知でしょうか? 君はもう10年もそろばんやってるのに、一桁の足し算を間違うなんて弘法にも筆の誤りということなのかな、うふふ。 いや、これは・・・。そういう君はどうなんだよ。君も一桁の引き算で間違ってるじゃないか! 僕はそろばん10年もやっていないから間違ってもいいんだよ! いや、そんな問題じゃないような・・・。もうこの話は止めよう。 「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。 そこで今回は、この「弘法にも筆の誤り」という言葉の意味についてまとめました。 また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう! スポンサードリンク 弘法にも筆の誤りの意味とは? 弘法にも筆の誤りとは、 どんなに上手な人、専門の人であっても失敗することはある。 このような意味のことわざです。 弘法にも筆の誤りの語源 弘法にも筆の誤りという諺の語源 は、平安時代の弘法大師(空海)とよばれる人が「応」の字を書いたときに「心」の漢字の点の部分を飛ばしてしまったことにあります。 そこから弘法大師のような方でも間違うことはあるのだなと、失敗に対しての慰めとして言われた言葉がことわざとなっています。 ただ、このことわざには別の意味もあり、弘法大師は書き間違いをした額に筆を投げつけて点を書き入れたと言われています。 そのことから、書き間違っていても直し方が普通の人とは違うということで、賞賛の意味も含まれているようなんですね。 弘法にも筆の誤りの使い方や例文は? さて、この 弘法にも筆の誤りという言葉の使い方と、その例文 についてみていきたいと思います。 弘法にも筆の誤りという言葉の使い方は、 専門家でもミスしてしまうことがあるからクヨクヨしないといった慰めの言葉として使われることが多い。 どんな名人も時には失敗してしまうものだという例え。 こういったシーンで使いたい言葉です。 では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。 弘法にも筆の誤りを使った例文は 弘法にも筆の誤りで、50年もやってきたプロの人も単純な仕事でミスをしてしまった。 人間国宝にもなる師匠のような人にも、弘法にも筆の誤りがあるんだとちょっと安心した。 人の命を預かる仕事では、単純なミスでも弘法にも筆の誤りでは済まされない。 このような感じでしょうか。 素人でも間違わないようなミスを名人や専門家がしてしまうことによって、このことわざが使われることが多くなりますね。 弘法にも筆の誤りの類義語は?

さて、この「弘法にも筆の誤り」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。 猿も木から落ちる 河童の川流れ 上手の手から水が漏る 完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。 あとがき 弘法にも筆の誤りとはどんな意味があるのか。 その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。 さて、まとめとして弘法にも筆の誤りを簡単にまとめますね。 意味 どんなに上手な人、専門の人であっても失敗することはある。 類義語 猿も木から落ちる 使い方・例文 弘法にも筆の誤りで、50年もやってきたプロの人も単純な仕事でミスをしてしまった。 今回紹介した以外にも、本当にたくさんの 「四字熟語」 「ことわざ」 「慣用句」 があります。 こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。 普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。 そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。 関連ページ >> 「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ スポンサードリンク