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妻との関係に不満があったりなど、夫が浮気に走るきっかけはさまざまですが、一度踏み越えてしまえばその罪は一生消えません。浮気に走ろうとした夫たちは、何がきっかけで踏みとどまったのでしょうか。実録エピソードをご紹介します。 漫画:江咲 早恵 夫婦生活を続けていく間には、ふとした出来心から浮気を思いつく瞬間もあります。 ですが、安易な気持ちで一線を超えてしまうと、重い罪悪感に苦しんだりいずれ妻にバレて離婚話に発展したり、いいことは何もありません。 浮気に走ろうとした夫たちは、何がきっかけで踏みとどまったのでしょうか。実録エピソードをご紹介します。
妻の側の原因 さて、それではあなたの側の原因を考えてみましょう。 浮気されて相談室に来る妻たちの原因は、大きく分けると3つになります。 1) 旦那さんを放ったらかしにした 2) 旦那さんを支配した 3) 旦那さんが引いてしまう行動をした 具体的に見ていきましょう。 結婚生活が長くなると、「旦那さんはいるのが当たり前」になり、つい愛情表現を怠ってしまうことがあります。 新婚時代は、玄関で「いってらっしゃい」のハグやキスをしていたのに、玄関で見送ることをしなくなった。子どもが最優先、あるいは仕事が最優先で、旦那さんは二の次。旦那さんからの誘いを断り続けた。この最たるものはセックスの拒否です。 仕事、家事、育児にへとへとになって、ようやくベッドに横になったとたんに旦那さんに誘われたら、思わずきつい言葉で断ってしまうかもしれません。あなたは旦那さんが嫌いになったわけではなくても、セックスを断られると、旦那さんはとても傷つきます。「愛されていない」と感じることでしょう。 こんなことの積み重ねは、旦那さんの心を外の女性に向かわせてしまいます。 「支配」と言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、旦那さんの行動にいちいち口を出すこと、これは立派な「支配」なのです。 ではなぜ、支配してしまうのでしょうか? べつに旦那さんを下に見たいと思っているわけではなく、「自分がこのやり方で幸せなのだから、旦那さんもこのやり方をすれば幸せになれる」と信じているのです。愛情から出た行為でもあるのです。 「支配」が強い妻は、 旦那さんの自由を奪う 旦那さんのすることに駄目出しをする 旦那さんの言葉を否定する これらを日常的にしていると、旦那さんの心は、あなたを拒否します。 相談者の中で一番多い原因は、じつはこの「支配」です。あなたがやっている旦那さんへの親切な行動は、おせっかいを通り越して、「支配」になっていませんか? これは旦那さんと直接関わることではありませんが、あなたの行動を見て、旦那さんはあなたの人間性を疑ってしまうことがあります。 たとえば、人の悪口を言ったり、人に横柄な態度をとったりすること。一番ありがちで、もっとも旦那さんの心が離れていく行動は、子どもを感情的に叱ることです。 子育て中、子どもを叱らなければいけないシーンは、しょっちゅうあります。しかし多くの場合、叱っているのかイライラした気持ちをぶつけているのか分からなくなっているもの。 以前、デパートのトイレでこんなシーンを見かけたことがあります。 3~4歳ぐらいの坊やが、トイレに到着する前にお漏らしをしてしまいました。母親は「何で早く言わなかったの!もっと早く言いなさい!」とかなり強い口調で叱りました。母親の強い口調だけでなく、自分に対する自責の念もあったのでしょう、坊やは泣き出してしまいました。 すると「泣くんじゃない!」と、母親はさらに強い口調とともに、坊やのお尻をたたきました。当然、坊やはさらに大きな声で泣き出しました。 この後はご想像にお任せします。母親がヒステリックに怒る声は、とても耳障りなもの。それと同時に、周りの人はものすごくいたたまれない気持ちになるもの。 この母親はおそらく旦那さんの前でも同じことをしているでしょう。日常的にこんなシーンを見せられる旦那さんはどんな気持ちを抱くでしょうか?