歯 の 噛み 合わせ 治し 方 割り箸
お子さんが、「膝が痛い!」と訴えたことはありませんか?また、お子さんが膝の痛みでスポーツを長期にわたってお休みすることありませんか? 今回は、子どもに多いケガの一つである『オスグッド』についてご紹介します。 オスグッドとは?
こんにちは!
』(永岡書店)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。 登場人物 ▼磐田振一郎先生 イラスト/坂木浩子 ▼ライターA(56歳 ) このひざの痛み…原因は何? 取材当日、私は少し緊張していた。それというのも、編集Iから送ってもらった資料中の磐田先生の顔写真が予想以上にコワモテだったからだ。眼光鋭い坊主頭……もし黒いサングラスでもしていたら、ちょっと近寄れないような感じ――。このため、ひとり待合室で待っている間、〝ヘンな質問をして怒られたらどうしよう……〟とか、そんなことばかり考えていたのだ。名前を呼ばれ、どぎまぎしながら診察室に入ると、そこには穏やかな笑みをたたえた先生が座っていた。 A 「今日はよろしくお願いします」 磐田 「Aさんですね。編集のIさんからだいたいの話は聞いています。今日の診療はもう終わってます。時間は気にしなくていいから何でも質問してください」 A 「ありがとうございます。では、早速なのですが、私自身のひざのことからお聞きしたいのですが……」 磐田 「ああ、ハイハイ、さっきひざのレントゲンを撮ってもらいましたよね……ふむふむ。では、いつ、どんなときに、どういう痛みがあるのかを教えてください」 私は「犬のフン」を飛び越えたときにズキンという痛みが走ったという経緯をはじめ、どういうシチュエーションで痛むかを説明した。 A 「あのう、このひざの痛みっていったい……」 磐田 「Aさんは 変形性ひざ関節症 ですね。間違いありません」 A 「ヘンケイセイ、ヒザ、カンセツショウ!? タナ障害|しゃがむと膝が痛いときにおすすめの大阪の整骨院7選 | 小林整骨院コラム. ……何だか難しそうな病名ですね。変形っていうと、ひざがヘンな方向に曲がっちゃうとか……も、もしかして、かなりめんどうな病気なのでしょうか」 磐田 「いやいや、変形といってもひざがヘンな方向に曲がるわけではありません。変形するのは関節の内部。 ひざ関節でクッションの役割をしている軟骨がすり減って変形してきてしまう病気 ですね。ひざ痛の中でもいちばん多いのがコレです。『ザ・ひざ痛』『ひざ痛・オブ・ザ・ひざ痛』っていう感じですかね」 ひざ痛・オブ・ザ・ひざ痛……? なんだか、ずいぶんユニークな表現をする先生だなと思いながら、私は質問を続けた。 A 「ありふれたひざ痛っていうと、親戚が集まったときなんかに必ず何人かひざが痛いって言っているお年寄りがいますけど、私もそれと同じ病気だってことですか?」 磐田 「そう思っていいでしょうね」 A 「それじゃ、私のひざの軟骨もだいぶすり減ってるんですか?」 磐田 「いや、レントゲンを見るとAさんの軟骨はほとんどすり減っていません。初期はレントゲン画像ではたいして変化が見られないことが多いんです」 A 「じゃ、どうして……」 磐田 「変形性ひざ関節症のいちばん大きな特徴は、 体重をグッとかけたときにひざが痛む ってことなんですよ。Aさんは犬のフンを飛び越えようとジャンプしたり、階段を下りたり、急に立ち上がったりするときに、ひざの特定の部分に痛みを感じるわけですよね。それがまさに典型的な症状なんです」 A 「そ、そうなんですか……。でも、まだ私50代なんですが、これくらいの歳でもひざ痛になる人は多いんですか?