11月27日にリリースされる井上陽水のデビュー50周年を記念したトリビュート・アルバム『井上陽水トリビュート』。 椎名林檎 、 宇多田ヒカル 、 細野晴臣 、 King Gnu 、 ヨルシカ 、福山雅治ら豪華アーティストが参加する同作、ついに各アーティストのトリビュート楽曲が完成し、収録曲順と全15アーティスト15曲のダイジェスト動画が公開された。
井上陽水トリビュート 2019. 11. 27発売(全15曲ダイジェスト)
充実した内容のカバー・アルバム。楽曲を少しだけ聴きながら発売を待とう。
▼リリース情報
V. A. 『井上陽水トリビュート』
11月27日(水)リリース
[収録内容]
01. ヨルシカ/Make-up Shadow
02. 槇原敬之/夢の中へ
03. King Gnu/飾りじゃないのよ 涙は
04. 椎名林檎/ワインレッドの心
05. 宇多田ヒカル/少年時代
06. ウルフルズ/女神
07. 田島貴男(ORIGINAL LOVE)/クレイジーラブ
08. 福山雅治/リバーサイド ホテル
09. 細野晴臣/Pi Po Pa (Reiwa mix)
10. iri/東へ西へ
11. SIX LOUNGE/Just Fit
12. 斉藤和義/カナリア
13. オルケスタ・デ・ラ・ルス/ダンスはうまく踊れない
14. ACIDMAN/傘がない
15. 飾りじゃないのよ 涙は トラックス King Gnu( キングヌー ) ※ Mojim.com 歌詞. KREVA/最後のニュース
■特典あり
先着で「ポストカード」をプレゼント! ※複数枚を一回でご注文された場合、商品がすべて揃うまでに特典の保管期間(発売日より1ヶ月)を経過すると、自動的に特典付与対象外となります。
※特典満了次第終了となります。
常田 歌謡曲と言うと、昔のポップスを思い浮かべる人も多いと思うんですけど、正直、今のポップスもなんら変わりなくて。俺が歌謡曲と言っているのは、J-POPみたいな意味で言うことが多いです。 ──歌謡曲もJ-POPも、どちらもすなわち日本のポップスであると。 常田 そうですね。そういう意味合いで使ってます。で、それは、メロディが一番気になるもの。例えばヒップホップっぽいトラックの上に歌謡曲っぽいメロディを付けたら歌謡曲になるし。それくらい、よくも悪くもメロディに左右される。King Gnuは歌謡曲やJ-POPのメロディと言葉のハメ方をしているから、聴いた人が懐かしくも思うし、これだけの広がりを持つことができているのかなって思います。 ──井口さん、新井さん、勢喜さんは、歌謡曲やJ-POPをどういうものとして捉えていますか? 勢喜 歌いたくなる曲ですかね。 井口 僕も同じかな。台所で母ちゃんが口ずさんでいたり、仕事中に思わず歌っちゃったりするような曲。King Gnuの曲たちはそうなり得る曲たちだから、誰しもに届きうるものなのかなという気がします。 新井 確かにこの中では「傘」が一番「歌謡曲っぽい」って言われる気がしていて。理由を考えると、大前提として哀愁のようなものが感じられるメロディラインが大きいのかなと思います。 で。King Gnuの音楽性について、いろんな分析をしている記事がある。でも、正直、読んでも全然ピンと来ないのが多いのだ。 たとえば、以下の現代ビジネスの記事。 King Gnuの「洋楽らしさ」は、リズム隊(ドラムとベース)の演奏と、ヒップホップ経由のスクラッチ音の多用によってもたらされる。つまり、「King Gnuから感じる洋楽」は「ブラック・ミュージック」のことを指す。 とある。 この論旨展開には「えええ? ちょっと乱暴すぎやしない?」と思ってしまう。もちろんKing Gnuの音楽性にブラック・ミュージックの背景があること、ヒップホップやファンクのビートやグルーヴを軸にしているのは間違いない。たとえば以下のインタビューで語っているように「白日」はファンクのスタイルをベースに持つ曲だ。 新井 前のツアーで、理が「白日」の前のMCで、「噂の、超ゴキゲンなファンキーな曲いきます、『白日』」って言ったときに、笑いが起きて。俺はそのときに感じましたね。絶対ファンクだって、あのギターのリズムとかビートを聴いてたら。そうじゃない?
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