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4月の終わりごろから、うちの庭にはバナナの香りが漂っている。 「カラタネオガタマ」という木の花の匂い。 花の咲いている期間も長く、好きな木。 玄関前にある。植えてあるというより、鉢を置いておいたら根が、石とコンクリートの間に入って、根づいてしまったから、そのまま置いてある。 ところで、5.6年前、「オガタマノキ」とこのブログに写真を載せたら、「違いますよ、カラタネオガタマですよ」との旨で匿名の方からご指摘を受けた。 調べて、納得し訂正した。 「オガタマノキとカラタネオガタマは違う」 ブログでは匂いは伝わらないから、その方は、たぶん花の特徴で判断されたのだろうと思った。 確かに花が違う。 「オガタマ」という言葉は時折聞く言葉。 でも、日本では、「オガタマノキ」より「カラタネオガタマ」の方がよく栽培されているという。 ★ 《オガタマノキ(黄心樹・招霊木 学名:Michelia compressa)は、モクレン科の高木。日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹である。別名オガタマ、トキワコブシ 日本では中国原産のカラタネオガタマ(別名、トウオガタマ M. figo (Lour. )
1 カラタネオガタマ(トウオガタマ)の様子 カラタネオガタマ 唐種招霊 Michelia figo ( syn. Michelia fuscata )は、中国南部原産の モクレン科オガタマノキ属 の常緑小高木で、 トウオガタマ 、 バナナノキ の名前も目にする。花はバナナに似た強い芳香があることが広く知られていて親しまれている。中国からの渡来時期に関しては江戸時代(中期)とする説と明治時代初期とする説の両方を見る。英語名はそのものずばりの banana shrub 又は banana magnolia である。中国では 含笑 又は 含笑花 と、興味深い名称となっている。平開しない控えめ、清楚な開き方の花の様子に由来するのであろうことは想像できる。 <カラタネオガタマに関する参考メモ> 注:断りのない場合は カラタネオガタマ に関する情報で、 オガタマノキ の情報についてはその旨を記している。 ・ 暖地の日当たりのよい湿気の多いところを好み生育する常緑低木~小高木。庭園、公園、学校などに植栽し、芳香ある花を楽しむ。神社、寺院などにも植えられる。(原色樹木大図鑑) * 神社での植栽はむしろ オガタマノキ の方が大きくなるために存在感を示している。 宋の李綱の含笑花の賦に「南方花木の美なるもの含笑に若くはなし」とあり、コブシ台木に接ぐか、取木又は挿木によって増殖する、挿木は根づきよしとはいへない。( ?
9パーセントを占めていて、これが原因だとおもいます。 JSPPサイエンスアドバイザー 柴岡 弘郎 回答日:2008-05-07
つむじのカラタネオガタマ・ポートワイン 2016/04/30 植物 ▼2006. 05. 18 記 暖地の山地に自生する高木のオガタマノキ(招霊の木・小賀玉木)の仲間で、中国から渡来したのでカラタネオガタマ(唐種招霊)又はトウオガタマ(唐招霊)。中国名は含笑花。バナナノキという別名はどうかと思うが、唐種小香玉と当てていたのが一番似付かわしいか。まぁどうでもいいか。。。 日陰にも比較的耐える常緑小高木の花木は重宝するが、くすんだ白花にはマグノリアの仲間の鮮やかさも華やかさも清々しさもない。香りがなかったら、この木を庭に植える人は少ないだろうと思うが、芸は身を助ける。 風下にいれば清々しいバナナのような香りがとんでくる。 一芸に秀でろと無言のゲキがとんでくる。 と書いたのが10年前。早。 華やかさの無いくすんだ白花という印象は皆さんお持ちのようで、その後、やや華やかな…〈ポートワイン〉という品種の需要が増えて昨今は木を買いに行っても、こちらのほうが良木に出会えます。つむじに植えたのも〈ポートワイン〉。 どちらにしても、成長がゆっくりで高さ3〜4m程に納まる常緑樹で病虫害も少なく花も香も楽しめるカラタネオガタマノキは重宝させて頂いてます。 ↓今日の小アトリエ玄関前のくすんだ白花。悪いわけではありません。香りを道行く人にふりまいてます。
カラタネオガタマノキ - YouTube
formosa とする見解もあることがわかった。 その場合、 タイワンオガタマ は ① 葉が細い(日本の野生植物)、 ② 葉形が特に小さい(樹木大図説)、 ③ 葉がやや小さく、下面は白味を帯びないでやや質が薄い(原色日本植物図鑑) 等の説明を見るが、香りの強さの違いに関しての情報は見つからなかった。しかし、台湾産のものは香りが弱いことが明確に確認されれば理解が深まるのであるが・・・ <参考メモ:日本と台湾のオガタマノキの材の利用> オガタマノキ属 の樹種は総じて材が堅くて重く緻密であることから 、 有用な材としての利用が見られるようである。 こうしたなかで、 カラタネオガタマ は灌木で、その材は原産国の中国でも特に記すべき利用実態はないようであるが、 オガタマノキ は大きく育ち、材質もよいことから、全く位置づけが異なっている。ただし、国内では出材がほとんどないため、市場での定着した評価を見ない。このため、話は自ずと台湾産の材の利用に関する情報となる。 神社でしばしば見るオガタマノキは何れも大きく育っていて、花や果実を付けてもはるか上空の出来事であり、じっくり検分することが難しいのがふつうである。カラタネオガタマであれば背が低いために、花の香りを堪能することができる。 木の大百科 タイワンオガタマ Michelia compressa var.